地球上のエネルギーには、大別すると「枯渇性エネルギー」と「再生可能エネルギー」の2種類があります。

枯渇性エネルギーとは、文字通り限りがありこの先枯渇が懸念される資源(燃料)のことで、石油・石炭・天然ガスなどの「化石燃料」、ウラン(ウラニウム)などの「核燃料」のことをいいます。化石燃料や核燃料はそれぞれ火力発電や原子力発電などに利用されます。

今現在、日本の電力の90%近くが火力発電と原子力発電で作られています。これらの発電方法には「安定的な電力供給が可能」な反面、「燃料の枯渇」や「放射能汚染の恐れ」「CO2(二酸化炭素)排出による地球温暖化」など大きなリスクを抱えています。

それに対して、再生可能エネルギーとは資源の枯渇の恐れがない「太陽光」「風力」「水力」「地熱」「バイオマス(生物)」などのエネルギーのことをいいます。(環境汚染が少ないことからクリーンエネルギーとも呼ばれます)それぞれ、太陽光発電、風力発電、水力発電、地熱発電、バイオマス発電に利用されます。

再生可能エネルギーによる発電方法では、「資源を枯渇させず繰り返し使える」「CO2をほとんど排出しない」などの利点がある反面、「天候・自然環境に左右される」「変換効率が悪い」ため電力の安定供給が難しいなどの問題を抱えています。

しかしながら、再生可能エネルギーのなかでも特に太陽光のもつエネルギーは膨大で、もし仮に地表に到達する太陽光のエネルギーをすべて電力に変換することができたら、1時間の日射量で世界中で消費する1年間分の電力をまかなうことが出来ると言われています。

脱・枯渇性エネルギーが今後の課題

今更ながら、日本だけでなく世界各国の課題でもあります。化石燃料が採掘できる可採年数は、あとおよそ40~120年ほどといわれています。

特に日本の様に資源が採れない国では、化石燃料のほとんどを海外からの輸入に頼っています。今後残りの埋蔵量から、世界中で「採掘の制限・停止」や「値段の高騰」などが十分に考えられます。

そうなると予想されるのが、燃料代の高騰による電気料金の急激な値上がりや最悪の場合、過去に実際起こった「オイルショック」などのような事態に陥るかもしれません。

現在のエネルギー事情を考えると、枯渇性エネルギーの割合をゼロにするのはほぼ不可能に近い状態です。しかしながら、少しずつでも再生可能エネルギーの割合を増やしていかなくてはなりません。

そうした中、自分たちでも取り組むことができる唯一の現実的な手段が「太陽光電池による自家発電」ではないでしょうか?